ピンポーン。 こんな夜に、誰だろ… 「ほら、涙拭いて?」 遥くんに渡されたティッシュで、涙を拭いた。 1階から聞こえてくる声に、 3人で階段を下りていくと…、 継母が、男性の人を追い返してるようにみえた。 「今更、なによ、貴方はもううちの子じゃないから、父さんの方に行きなさいよ」 「父さんとは、もう暮らさない。母さんの方へ行けと言われたからきた」 その人は、遥くんと同じ23歳ぐらいの人だった。