「ここに座りなさい」 おばさんと、向かい合って座った。 「貴方、私の事覚えてる?」 「え?」 「どうなの?」 「どこかで見たような…っていうだけです」 「そう。…私は貴方の元母よ」 「え?」 その時、おばさんの顔がぐらついた。 え、やだ、貧血? 落ち着け自分! 「だから、由奈と貴方は本当の姉妹。という事は、今一緒に住んでいる兄達は血の繋がりのない兄妹。そして、貴方には本当の兄がいるの」 「…本当の、兄?」 恵都兄も、遥くんも、本当の兄妹じゃないの? じゃあ、貴方は私を捨てたの?