工藤 玲奈 （クドウ レイナ）17歳 高校2年生


玲「 行ってきます____ 」


私は桜坂高校に通っている 高校2年生


ここはいわゆる不良高校だ


私の母は私が6歳のころ病気にかかり翌年亡くなり、父は母の死から豹変し私に毎日暴力を振るうようになった


母がまだ死ぬ前は、優しくて笑顔が素敵だった父は今では毎日お酒に溺れ、暴力とパチンコの繰り返しだ


そのため私は毎日学校が終わると、夜の繁華街へ足を運び入れバイトをしている


今日もバイトの日だ


玲 「 マスターこんばんわ 」


光 「 玲ちゃんこんばんわ 毎日ありがとうね 」


そう爽やかに言うこの人はマスターこと窪田光（クボタコウ）さん


マスターはバイトを探していた私に声をかけてくれて、とても良くしてもらっている


光 「 毎日ごめんね、週に何回か休んでもいいんだよ？」


玲 「 大丈夫です ありがとうございます」


ｶﾗﾝｶﾗﾝ____


玲 「 いらっしゃいませ 」


光 「 お？なんだ一輝じゃないか 久しぶりだな 」


一 「 光さんお久しぶりです 」


これが、暗い日々を生きている私と眩しいくらいに輝いていた彼との出会いだった_____。