「お昼は、カレーな」
「おぉ~!」
久々の祐のカレー!
これは、楽しみ!
「デザートも作ったから、後のお楽しみな」
「デザートも?!」
すごい……
やっぱり、なんでもできるんだ
「聖矢は、こっちな」
そう言って、聖矢くんに哺乳瓶を近づけた
すると、一気に飲み始めた
「やっぱり、お腹空いてるよね」
「美音も空いてるでしょ?先、食べて」
「祐だって、お腹空いてるでしょ?」
「大丈夫だよ。気にしないで」
「……」
「な?」
祐の言葉に甘えて、私は先に食べ始めた
「じゃあ、お先に……いただきます」
スプーンを持って、一口頬張った
「!美味しい!」
言葉がすぐに出てきた
「本当?それは、良かった」
「とっても美味しい!やっぱり、祐はすごいね!」
「そんなことないよ」
笑って、そう言った
その後も私は一口ずつ頬張っていって、おかわりもした
美味しすぎて、お腹の調子なんてどうでもよくなっちゃう
二杯目を食べ終えて、作ってくれたデザートをもらった


