【完】溺愛男子の愛し方


「困らせてたのは、美音の方だよ」


さらりと言われた


私は、それを聞き逃さなかった


と、そこに……


「また朝から夫婦ゲンカ?そのままリア充、爆発しちゃえばいいのに」


少し毒舌で、人によっては得意不得意が激しく分かれるクールな女の子、朝日鈴花 Asahi Suzuka が来た


鈴花とありすが書記


「そういう鈴花だって……」


「バカ!それは、言わない約束でしょ?!」


顔を赤くして、私に襲いかかってきた


私は、それを軽くかわした


「鈴花のやり方は、わかってるから」


と、言うと……


「……まぁ、いいわ」


開き直った


クールで毒舌なくせに、単純なんだから……


ふぅと、ため息をついていると修平が、


「で?何しに来たんだ?二人は」


と言ってきたので、隼人と決着がついたのだとわかった