永遠、というものがあれば

気づけば陽斗のマンションの前。



冷静に考えれば、


私、すごい怖い女だわ。


その前にびっくりしてる状況。




何、このデカイマンション。



前にテレビの「セレブの私生活」で見てたマンションみたい。



こ、ここまで来たら行くしかない!



陽斗に教えてもらった部屋番号を押すと、


「はい」


陽斗の声と一緒に扉が開いた。