永遠、というものがあれば

ちょうどその時、


「陽菜、ごめん。待っただろ?」


カズくん到着。


私はさっと携帯をしまって

「ううん。でもカズくんが遅れるなんて珍しいね」


「ちょっと会社でいろいろあって…」


会社の話しをするカズくんはますます大人な感じに見えた。


「とりあえず行こっか?遅れたお詫びになんでも陽菜のすきなものごちそうするよ」


「わ〜い!何にしよっかな〜?」


ウキウキする私を


「子供だなぁ…」


とカズくんは笑って見てた。