陽斗、ううんharuと私の顔を見比べて不思議そうにたずねるヒカリさんに私は何も答えられなくて。



「あ！やっぱりharuのファンなんだ。カズマに頼んで連れて来てもらったの？」


あの、えっと、どうしよう？



「俺が呼んだんだよ。お前には関係ない」



haruがそう言うと、ヒカリさんは急に、ふ〜ん、と言って私をじろじろ見だした。



「haruさ〜、まだファンの子で遊んでんの？やめなよ」



胸がずきんずきんする。



恥ずかしくて顔が赤くなるのが自分でもわかる。



前、カズくんが言ってたharuの女関係、というのが頭に浮かんだ。



「お前、いい加減にしろ」


私もビクッとなる位低く怖い声を出して、陽斗がヒカリさんを睨んでる。



ヒカリさんは



「じょ、冗談だって。やめてよ〜haru…」



少し半泣き状態でしどろもどろになってて。