「…ふ〜ん?まっ、ぃいけど。それより、もう8時50分だぜ?急がねーと入学式遅刻すんべ」 涼が自分の腕時計を見て平然と言う。 「は〜っ?もぅそんな時間!?早くそれを言いなさいょ!!涼のバカっ!」 あたしは、また涼に文句を言ってしまった。 「何だょ、それ。人がせっかく親切に教えてやったのにょ〜もう知ーらね!俺先行くかんな」 涼は、そう言うと本当に一人でどんどん去って行く。 「…っちょ!ちょっと〜待ちなさいょぉ!!置いて行くんじゃないわょ〜!」 あたしは、慌てて涼のあとを追い掛けた。 .