愛する人の笑顔を守るために


「京にしてはいい事言うじゃん!」

「俺に"しては"ってなんだよ!」

「嶺!体育祭で勝負だ!」


凄く嫌そうな顔の嶺亜くん。


「無理無理。颯馬が嶺亜に勝てる保証は1ミリもないって!」

「そうだよ颯馬!嶺亜の運動神経の凄さ知ってるでしょ?」


嶺亜くんに肩入れする直くんと翔馬くん。

そんなに凄いの?この人。
顔もイケメンで運動神経抜群とかどっかの少女漫画か。


「だるい。勝手に1人でやっとけ」

「ははーん。そんな事言って、負け惜しみか?」


ソファに向かっていく嶺亜くんの動きが止まると共に、どこかプチッという音がしたのは…私だけ?


「……死ぬ覚悟は?」

「そんなんとっくの昔に決まっとるわ!直も哲も京も翔馬も出るぞ!」

「喧嘩売ってる?」


ただならぬオーラの直くん。
学校が嫌いなのかな?


「直ちゃんね。極度の女の子嫌いなの」


へー。って千奈にまでも考えが読まれてる!?