愛する人の笑顔を守るために



「で、最後はこの鬼瑠の総長。白谷 嶺亜(しろや れいあ)」


皆から嶺亜くんと呼ばれていたからすぐに覚えていた。

ーードキッ。

何でか知らないけど、嶺亜くんと目が会うと胸の奥がドキッてなる。

気のせいかな?


「で!君の名前は?」

「あ、早見 由乃」


直くんの質問に答えただけなのに、1番に反応をしたのは京くんだった。


「由乃!!名前まで可愛いなーー!」

「うるっせ」


京くんの桁違いの音量に、嶺亜くんが咄嗟に耳を塞ぐ。

相当の女好きなのね。

京くんについてはもう理解出来ない…。



「よし!じゃあ由乃!ゲームするぞ!」


フレンドリーな人こっちにもいたよ。

颯馬くんが誘ってくれたけど、嶺亜くんに即却下された。