「……ん…」
なにか、夢を見ていたような……。
夢を見たのは確かだけど、内容を完全に忘れていた。
「早見さん?分かりますかー?早見さん?」
私が目を覚めると、たまたまその場にいた看護師さんが、私の意識を確認する。
「先生!」
「早見さーん。私が誰か分かりますか?」
看護師さんが担当の医者を呼んできた。
「…菅野……先生」
「そうです。お父さんに連絡して」
「はい!」
先生の呼びかけに答えたら先生は、看護師さんにお父さんを呼ぶように急ぐ。
お父さんが来るまでの間、先生は私に異常が無いかを確認する。
「一瞬眩しくなるけど、すぐ終わるからね」

