愛する人の笑顔を守るために


「え!ここどこ!?」


「ここは、私達の魂が集まる場所」


魂って事は…。


「私、もしかして死んだの?」


亮龍会と戦い、ナイフで刺されてから私の記憶はそこから消えているから、何が起きているのかがさっぱり分からない。


お母さんは私の言葉を否定するように首を2回横に振る。


「ううん。由乃はまだ死んでいない」


まだ?


「今、由乃の身に危険な状態が起こってるの。
いつどうなってもおかしくないから、あなたはここにいる」


だからか。

でも、もうすでにいないはずのお母さんもここにいるのはなんでだろう。


疑問に思っていると、お母さんが勘づいたのか答えてくれた。