愛する人の笑顔を守るために

まだ誤解を解いてないから、完全に私を嶺亜の彼女だって信じきってる。


その時に、由乃ちゃんが嶺亜に対する気持ちがよーく分かったの。

そしたらさ、嶺亜の事どうでもよくなっちゃって。

私は、由乃ちゃんが言ってくれた言葉が凄く嬉しかった」



ふっ。由乃らしい言葉かもな。

あいつは馬鹿と言ってもいいくらいに、人に対して優しいから。


「だからね、由乃ちゃんを危険にした私が言うのもなんだけど。


私も、由乃ちゃんを大切にしたい。

嶺亜。由乃ちゃんが危ないの!
由乃ちゃんを助けて!」


必死に助けを俺に求めてきた宮。

亮龍会か…。


「由乃ちゃん、亮龍会の奴に今日の夜8時に指定した場所に来ないと、由乃ちゃんの大切な人全てを殺すって言われてたの」