「…は?」
何言ってんだコイツ。
「由乃ちゃんが嶺亜に言ったことは嘘なの!」
頭が全然追いつけてない。
「私ね。前から亮龍会と手を組んでいたの」
宮から出る衝撃の告白に驚かないわけがない。
「嶺亜を取られたくなくて、由乃ちゃんをはめたの。
でも、そのせいで私は亮龍会に刺されたの。
この傷は、自業自得って意味」
傷がある所に指を指す宮。
俺は宮の話を黙って聞いていた。
「それでも由乃ちゃんは、私に言ってくれたの。
『嶺亜くんや鬼瑠の皆は、私の大切な仲間なの。そんな嶺亜くんの彼女ということは、私の大切な人の中にも入るんだよ?』って。

