「通り魔にあったって聞いたけど、大丈夫か?」
「あ、うん………え?」
なんだかいきなり困惑をし始めた。
「それ、誰から聞いた話?」
「?…由乃だけど」
質問された意図が分からず、そのまま俺は答えた。
その瞬間、大きなため息をして手を顔に当てて呆れている様子。
一体何があったんだ?
「お母さんお父さん。私喉乾いちゃった。
適当でいいから飲み物買ってきてくれない?それと、プリンも」
おばさんとおじさんに聞かれたくない話でもあるのか、宮は2人に買い物を頼む。
「分かった。ちょっと待っててね。嶺亜くん、ゆっくりして行ってね」
「ありがとうございます」
2人が出たのを確認した宮。
「嶺亜。私通り魔には会ってないの」

