愛する人の笑顔を守るために

「無理。お前とは一生恋愛関係にはなんねぇよ」


俺はもう、由乃しか見れねぇから。


「なんで?なんであの子なの?…私の方がずっと前から好きだったのに!」


知るかそんな。


「宮ちゃん。人を好きになる事って別に時間の問題じゃないでしょ」


こういう時の直の正論は、結構ズバッと心に刺さるんだよなー。


「人を好きになるのは勝手だよ?だけど、そのせいで人を傷付けるのとは違う」


俺と長年の付き合いとなれば、俺の無駄な出番は全て直が持っていくから丁度いいんだよな。


宮は追い討ちを掛けられ、ここに入れなくなったのか病室から出て行った。