「ヒュ〜!さっきから見てたけど流石悪魔と呼ばれるだけあって強えー!」
私の喧嘩をする姿を見て、颯馬くんの目が凄く輝いていた。
いや見てたんならもっと早く駆け付けて欲しかったわ!!
そんな言ってるけど、皆も相当強いから。
「ゆーちゃんこんだけの相手してよく傷1つないね!」
「本当!まだ綺麗な顔だわ!」
翔真くんの次に発する直くん。
"まだ"って何。
最後まで顔を殴らせるつもりは無いんですけど…。
「いやー!ベージュ色の髪をした姫を見れると思ったけど、これもこれで良き!」
違う違う。
京くん、そこドヤ顔する所じゃないのよ。
そんな呑気に髪色染めてる場合じゃないの!分かってます?

