「何この量、きもっ」
男が倒れてきた方向を見ると、そこには直くんがいた。
「…久々に足使った」
別の男を回し蹴りで顔面を蹴った哲くん。
「おいこら、男がこんなもんで女を襲ってんじゃねぇぞ」
今まで聞いた事も無いドスの効いた声。
ナイフを取り上げ、そのままナイフを持っていた腕を足でへし折る京くん。
京くんの姿にちょっと恐怖を感じてしまったわ…。
「鉄パイプならまだしも、ナイフ持つとかおこちゃまかっ!」
「いや、鉄パイプも同じだから!それしか頼れないのかよー!」
嘲笑いをしながら男達を殴っていく双子。