現に今、宮ちゃんは倒れて危機的な状況になってるし。
予想外の言葉が来たのか、また目を見開く宮ちゃん。
当然じゃない。
私が大切だと思える人達の大切な人が、私の知っている人ならば、私はその人達を守らないといけない。
私のせいで皆がいなくなるなんて、そんなの耐えられないから。
「…それほどまでに……嶺亜の事が…好きって事ね」
「…え……」
なんで……。
一言も言ったことないのに…。
「初めて由乃ちゃんを見かけた時から……気付いてたわ」
「うっそ……」
あの花火大会の時からだなんて……。
「………今まで…ごめんね…」
涙を流す宮ちゃんは、心の底から言ってるように聞こえた。

