愛する人の笑顔を守るために


現に今、宮ちゃんは倒れて危機的な状況になってるし。


予想外の言葉が来たのか、また目を見開く宮ちゃん。



当然じゃない。

私が大切だと思える人達の大切な人が、私の知っている人ならば、私はその人達を守らないといけない。

私のせいで皆がいなくなるなんて、そんなの耐えられないから。



「…それほどまでに……嶺亜の事が…好きって事ね」


「…え……」


なんで……。
一言も言ったことないのに…。


「初めて由乃ちゃんを見かけた時から……気付いてたわ」

「うっそ……」


あの花火大会の時からだなんて……。





「………今まで…ごめんね…」



涙を流す宮ちゃんは、心の底から言ってるように聞こえた。