愛する人の笑顔を守るために


「お、やっと来たか」


その男…いや、"男達"を見てすぐに分かった。

金髪の男。
間違いない、前に私を襲った亮龍会の奴ら。


「そう怖い顔すんなって、お嬢ーちゃん」


あんたらを憎む私が平気な顔でいられるわけが無い。
増してや、お父さんを襲ったんだから余計出来ない。


「連れてきてくれてサンキュ!」


まさか、宮ちゃんはコイツらと繋がってたの…?


「なら、私は帰るね」

「それは出来ねぇなー」


「…っ!!……なんでっ…はぁっ……」


いつの間にか、背後にいた男が宮ちゃんの腹部をナイフで刺した。


「宮ちゃん!!」


倒れる宮ちゃんを後ろから支える。