愛する人の笑顔を守るために



「景子がその亮龍会に殺された原因が……

俺なんだ」



…………は?


予想外の言葉に一瞬、思考が停止した。


お母さんが殺された原因がお父さんって、どういうこと?


何も言わずに、無言でお父さんの話に耳を傾ける。



「俺は昔、亮龍会に入っていたんだ」



これ……空耳とかじゃないんだよね?

はっきりと"亮龍会に入ってた"って聞こえたのは、間違えじゃないんだよね?


「ちょっと待って!…え、いつ!?」

「高校生。丁度由乃と同じ歳の時だ」


次から次へと問題発言をしていくお父さん。

なんで高校生が暴力団とつるんでるのよ!!


もう頭が追いついていなくて、ちょっと頭痛がしてきた。


「それで?」

「景子と出会ったのは、まだ亮龍会にいた時だった」