愛する人の笑顔を守るために


そんなの、亮龍会の仕業しか考えられない。


「そうなんですね…」

「では、我々はこれで失礼します。
もし何か分かった事があればこちらに連絡下さい」

「はい。分かりました」



警察の人にもらった名刺を手に持ちながら、病室へ戻ろうと廊下を歩いている時。



「由乃ちゃん?」

「宮ちゃん…」


「ここで何してるの?誰かのお見舞い?

それとも……嶺亜の?」


少し嫌そうな顔をする宮ちゃん。

私のこと、多分そこまで好印象はもってなさそう。


「ううん!身内が入院してて…」

「あ、そう!ねぇ由乃ちゃん、ちょっと話せる?」

「う、うん。大丈夫」


宮ちゃんと一緒に、自動販売機コーナーにある椅子に腰を下ろした。