「いや!恥ずかしいから絶対嫌です!」


『大丈夫。僕を信じて、ね?』


「本当に無理です!私そんなことしたことないから!」


『心配しないで。すっごく良くなるから!びっくりするほど!』


「…だって、痛いって聞くし…」


『これぐらいなら痛くないよ。慎重にするから』


「…私、変にならないかな?」


『もし変になったら、ちゃんと満足行くようにするよ。僕が責任持つから』


「…じゃあ…やってみようかな…」


『うん、やろうよ』




「…でも、やっぱこの色明る過ぎません?」


『この写真は明るく写ってるけど、実際はもう少しトーンダウンする感じだよ』


「髪、染めるの本当に初めてなんです。似合わないかも…」


『また悩んでる!大丈夫!金髪になるわけじゃないし、この長さなら絶対明るい方が可愛いよ。
…前髪、これぐらいでいい?』


「はい…」


『じゃあ、次カラーするね、大丈夫だと思うけど万が一皮膚に染みたりして痛かったら言ってね』


『はい…』







『…よし。いい感じ。後ろも見てみる?…はい』


「…うわ~!すごい明るい!!でもでも、すっごく可愛い!!」


『ね?似合うって言ったでしょ!』


「…嬉しい…こんなに変われるんだ…ありがとうございます…」


『女の子は誰だって可愛いくなれるよ!自信持ってね』


「はい!…また次きた時も、カットとカラーしてください!」


『もちろん!いつでもおいで。はい、お疲れさまでした』


「…本当にありがとうございました!」