人気者の彼は私だけに甘い

「ごっ、ごめんなさい!」


先輩たちは泣きながら帰っていった


開いた口が塞がらない


あの優しい樹くんが初めて怖いと思った


「愛華。ごめんな。怖い思いさせて…でも気持ち聞けて嬉しかった。」


そうだった、私好きだってみんなの前で言ったんだった


恥ずかしさで逃げてしまった


だけどすぐに手を掴まれて樹くんの胸の中にいた


うー。みんなが見てるー