人気者の彼は私だけに甘い

樹くんは背中と大きな手で私を受け止めてくれた


「うっ、い、樹く、ん。あのね、好きっ!樹くんのことが好きなのっ!」



周りでは驚きの声が上がっていた



周りなんて気にせずにそんなことを言ったあとに恥ずかしさがこみ上げてくる…



でも樹くんの大きな手で私を引き寄せて私を優しく包んでくれた



っ、みんなが見ていて恥ずかしいけどそれより安心感の方が勝っていた




「その言葉が聞きたかった。やっと言ってくれたね」