「翔太君。4時には戻って来るのよ。わかった?」

「はーい。」

元気よく返事をしていた。

「いいのか?」

「あー、俺、案外あーいう奴好き。本当に奪おうなんて、思ってない気がする。」

そう見えるんだ。
ごめんな。今まで。