「俺は、小学生の時からずっと好きだった!」

へーって顔をして見つめてくる。
なんか、余裕そうで腹立つ。

「でも、彼氏じゃないんでしょ?付き合ってるわけでも。なら、奪えるチャンスは、まだあるってことじゃん。」

そう言いながら、奈緒の病室を出て行った。

「ライバル。手強そうだな。」

手強いっていうか、余裕そうですごい腹立つ!

絶対、渡さねー。