次の日。
俺たちは、病室に向かって行った。

何ができるかな…
奈緒は、記憶を取り戻すことできるよな?

トントンッ。

「奈緒!今日も来たよ!」

奈緒は、外を見ていた。

「記憶がない時に言うのもなんだけど、俺がスマホをずっといじってたせいで奈緒が…こんなことに…ごめんなさい。」

これからは、スマホは歩きながらしない!
家に帰ってから、する。

俺は、最低な人間だ。
好きな人の記憶を奪ってしまった。