俺らは、一旦帰ることにした。
いても邪魔になるだけだし、今日中には、記憶を戻すなんて無理なことだ。

「大橋、記憶取り戻せたらいいな!」

「あー、明日は、何か持って行こう!」

そう言って俺と洋太は、別れた。

奈緒、俺が悪かった。
だから、だから、記憶が戻ってくれ!
俺は、また奈緒と話したい!
遊園地でもどこでも連れて行ってやる!

そう心に誓った。