《私もそれでいいと思います。
気がつかなくてすみません。
先輩の好きな人に誤解されるのも困りますしね!
なんならその人にもこの関係のこと話してもいいですよ!》

《何をどう考えてそんな考えになったのかは分からないが、そんなことはないから安心しろ。》

先輩好きな人いないのかな〜?

それとも、他校とか?

先輩ならありえる。

《今日、一緒にいくだろ?
俺の家分からないだろうし。
校門前待ち合わせでいいか?》

そう言えば確かに先輩の家知らない。

私、どうやって行くつもりだったんだろう。

一緒に行かせてもらおう。

私1人で行くと迷子になりかねない。

《お言葉に甘えさせて貰います。
私はそれで大丈夫です。
ではまた放課後に。》

《ああ、楽しみにしてる。》