二度目の初恋

私はその晩、舞い上がって太るのも気にせずご飯をお代わりした。

たまたま来ていた祖母も、いつもはご飯をほとんど食べない娘に小言を言っている母も、私の爆食ぶりに目を丸くしていたが、私は構うことなくパクパク食べた。

愛はご飯のおかずになると初めて知ったのだった。