しかし、願いは叶わぬまま時間だけが過ぎて七夕になってしまった。 ゆいぼんと悠永が七夕までに再会すればアタシは泰翔とこれからもずっと一緒にいられますようにと願うつもりだった。 生憎の空模様の上、アタシはとんでもないことに巻き込まれた。