二度目の初恋

「思い出せるって嬉しいね」


悠永の手を握り、悠永の顔をじっと見つめながらわたしは悠永が目覚めてくれるのを待った。

悠永に待たせた分、今度はわたしが待つ番だ。

わたしは一睡もせずに待ち続けた。

夕方になると、さすがにうとうとして来たけれど、窓の外を見れば夕日が辺りを照らし、街は茜色に染まっていた。


「まぶしい...」


あまりの眩しさに目を細め、カーテンを閉めようと、悠永の手を離そうとした......その時だった。