髪をおおよそ切り揃え、わたしはふらふらとトイレを出た。
「たっける~!こっちこっち!」
「りょーかいっ!そりゃあ!」
男の子2人が遊んでいる。
まるで、昔の悠永とひろくんのよう。
あの日もこんな感じだったのかな...。
わたしは彼らから目を反らすと自分の家の方に曲がった...つもりだった。
しかし、目の前には白と灰色のしましま。
信号は赤。
待っている人もすれ違う人もいない。
切ってしまってスースーしている髪の毛に手を当ててわたしは無意識のうちに歩き出していた。
「由依っ!!」
どこからか、わたしの名前を呼ぶ声がした。
きっとその声は...
悠永、だよね。
名前、呼んでくれてありがとう。
約束守ってくれてありがとう。
――ププーーッ!
クラクションの音が聞こえる。
わたしは目を瞑った。
このまま意識が失くなるはず...だった。
「たっける~!こっちこっち!」
「りょーかいっ!そりゃあ!」
男の子2人が遊んでいる。
まるで、昔の悠永とひろくんのよう。
あの日もこんな感じだったのかな...。
わたしは彼らから目を反らすと自分の家の方に曲がった...つもりだった。
しかし、目の前には白と灰色のしましま。
信号は赤。
待っている人もすれ違う人もいない。
切ってしまってスースーしている髪の毛に手を当ててわたしは無意識のうちに歩き出していた。
「由依っ!!」
どこからか、わたしの名前を呼ぶ声がした。
きっとその声は...
悠永、だよね。
名前、呼んでくれてありがとう。
約束守ってくれてありがとう。
――ププーーッ!
クラクションの音が聞こえる。
わたしは目を瞑った。
このまま意識が失くなるはず...だった。



