二度目の初恋

わたしは足の回転を緩めて角を曲がった。

公園の入り口に入ると、走ることで忘れ去られていた涙が止めどなく溢れてきた。

マンホールの蓋を突き破って水が吹き出したかのようだった。

泣きたかった。

大声をあげて泣きたかった。

ずっと泣きたくても泣けなかった。

わたしのせいでこうなってしまったんだから、わたしは泣いちゃいけないってそう思っていた。

そんな自分が嫌で...嫌で嫌でしょうがなくて。

もう自分なんかどうなってもいいなんて思った時もあった。

今みたいに泣いて、泣いて泣いて泣きまくってその涙に溺れて消えていきたいって考えたりもした。

やっぱりそんな自分は嫌いだ。

もう何もかも嫌だ。

嫌だ。

嫌だ。

嫌だ。

嫌だ...。

嫌だ...!

わたしは地面に拳をうちつけた。

手から血が滲み出て来たって構わない。

こんな自分どんなに傷付いたって構わない。

どうせわたしは家族をめちゃくちゃにした悪い子なんだから...。

わたしが負の感情の渦に飲み込まれて沈んでいきそうだった......その時だった。