二度目の初恋

顔に冷たい風が吹き付ける。

ストーブのついていた部屋から出てきたから、手も足も徐々に冷えていく。

行く宛なんてない。

無我夢中で走った。

呼吸をするごとに冷たい空気が肺の中に入ってきて今にも肺が凍りつきそうになった。

痛い。

苦しい。

辛い。

悲しい。

空しい。

やっぱり...苦しい。

誰か......

誰か......

わたしを......

助けて。

そう思いながら走っていくと公園が見えてきた。

この時間なら人もいなさそうだし、思う存分泣ける。

やっと泣けるんだ。