二度目の初恋

姿を現したのは、あの日より痩せて頬もこけてしまった由依の母親だった。


「由依!どこに行ってたの?!」


母親の声に反応して由依の父親も後ろから駆け寄って来た。


「由依!それに...君は確か...」


オレはぶるぶる肩を震わせながら前に進み出た。

ポケットに入っている左手がより強く握られたのが分かってオレは声を張り上げた。


「藍純悠永です。あの日は本当に......」


謝ろうとした、その時だった。