二度目の初恋

「ゆいぼん」

「ん?」


オレは由依の瞳を見つめた。

何度見ても吸い込まれそうだ。

いや、吸い込まれても構わない。

オレはもう決めたから。


「これからもオレはずっとゆいぼんの側にいる。だから...だからゆいぼんにずっと笑っててほしい」

「もちろん、いいよ。というより、悠永くんの前だと自然に笑えちゃうんだ。だからお願いしなくても笑うよ。だってどんな顔より笑顔がいっちばん好きだから」


由依は独特な香りのする銀杏並木を360度見回しながらずっと微笑んでいた。

その幸せそうな天使のような笑顔を、オレは一生守っていきたいと強く思った。