ゲームを一通りやり終え、中庭のベンチスペースで休むことになった。
何かの参加賞でもらったスポドリをオレはごくごくと飲み進めていると怜奈がオレに話しかけてきた。
「そう言えばさ、悠永、空手か柔道やってたよね?今もやってるの?」
「今はやってない。中2で辞めた」
「あれ?4年生の時に辞めたんじゃなかったっけ?」
本当に怜奈はオレに興味がないようだ。
オレのことを知らなさすぎる。
昔から泰翔のことばっかり見てたから、オレに構う時間なんてなかったのだろう。
オレは半ば呆れながら、怜奈に教えてあげた。
「スランプになったりもしたけど、一応続けてた。何かの役に立つかもしれないし」
オレがそういうと、怜奈は意味ありげな顔でにやりと笑った。
「そうしたら役立ったってわけか。ゆいぼんのこと助けられたもんね。なんならそのために習ったようなもんじゃん」
「別にそれだけのためって訳じゃない」
オレのことを茶化すのは変わらず得意みたいだが、本人がいるのに言わないでほしかった。
オレは由依の前だとどうしても感情をコントロールするのが難しくなるから。
オレは動揺を隠すためにまた飲み物を口に含んだ。
ふうーっと胸を撫で下ろしたところで、怜奈が突然立ち上がった。
「
何かの参加賞でもらったスポドリをオレはごくごくと飲み進めていると怜奈がオレに話しかけてきた。
「そう言えばさ、悠永、空手か柔道やってたよね?今もやってるの?」
「今はやってない。中2で辞めた」
「あれ?4年生の時に辞めたんじゃなかったっけ?」
本当に怜奈はオレに興味がないようだ。
オレのことを知らなさすぎる。
昔から泰翔のことばっかり見てたから、オレに構う時間なんてなかったのだろう。
オレは半ば呆れながら、怜奈に教えてあげた。
「スランプになったりもしたけど、一応続けてた。何かの役に立つかもしれないし」
オレがそういうと、怜奈は意味ありげな顔でにやりと笑った。
「そうしたら役立ったってわけか。ゆいぼんのこと助けられたもんね。なんならそのために習ったようなもんじゃん」
「別にそれだけのためって訳じゃない」
オレのことを茶化すのは変わらず得意みたいだが、本人がいるのに言わないでほしかった。
オレは由依の前だとどうしても感情をコントロールするのが難しくなるから。
オレは動揺を隠すためにまた飲み物を口に含んだ。
ふうーっと胸を撫で下ろしたところで、怜奈が突然立ち上がった。
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