二度目の初恋

悠永がやるやる言って数日間ゆいぼんとのオセロ対決をやらずにやり過ごそうとしていた時に、ゆいぼんが悠永にいったのだ。


――自分が負けると思う試合はしない。それってカッコ悪くない?

――男ならやるって決めたらやるの!いい?


「んじゃ、もう遅いし、アタシは寝るね。あとはよろしく!」

「おいっ。ちょっと待て!お......」


アタシは通話を切ってベッドにダイブした。

アタシ、今日はよく頑張ったよ。

自分を労い、そっと目を閉じる。

ゆいぼんが繋いで絡めて切ってまた結んだ人間関係を、アタシはまた切れないように見守り、切れてもまた結ぶ。

アタシがゆいぼんに出来ることはゆいぼんが大切にしていたものを保存すること。

そのためにやるべきことをひとつずつやっていこうと思う。

ゆいぼん...大丈夫。

アタシが絶対に繋ぎ止めるから。