二度目の初恋

それでも生きていくためには何かしら行動しなければならない。

オレは通信制高校に通いながら日中はバイトをすることにした。

バイトは駅ビルに入っている中華料理チェーンのキッチン業務を担当している。

午前9時から午後16時までの労働で休憩は30分。

賄いつきで時給1000円というまずまずの条件にオレは求人サイトで発見したらすぐさま飛び付いた。

店長とオレ以外は皆パートのおばさんという環境で働き続けているため、今ではもうおばさんたちの旦那さんの悪口を聞くのも、はるとんまんという意味不明なニックネームで呼ばれ、いじり倒されるのにもすっかり慣れた。

そのバイトが終わるとソッコー高校に向かい、17時から20時まで教室でレポート課題に取り組み、家に帰りとっととシャワーを浴びて夕飯をかけ込み、2時まで勉強。5時から8時までは自宅近くのコンビニでバイトだ。

睡眠時間は毎日2、3時間。

休む暇なく働き続ける。

そうしていれば余計なことを考えずに済み、わりと気も楽なのだ。