二度目の初恋

「あっ!」


オレのボールは敷地内を出てころころと転がっていった。


「悠永、いくらなんでも飛ばしすぎだぞ」

「ごめん。ボール取ってくる!」

「当たり前だ」


オレはボールが道路に行ってしまう前になんとしても止めようと全力で走った。

足が疲れ始めていたせいかコケそうになったが、それでも走った。

オレが公園をもうそろそろで出ようとしていた、その時だった。