その後はお互い一言も話さずにやってなんとか完全下校時刻の10分前に終わらせることが出来た。
給食当番だったから割烹着の袋をランドセルのキーホルダーをつけるところに紐をかけ、ランドセルを背負った。
ゆいぼんがオレの席に向かってくる。
「ぱると、帰ろ!」
いつものようにそう言うと思っていた。
「ぱるとはわたしのこと...嫌い?だってほら、なんかその...最近ぱるとのこと怒らせてばっかりだし、わたしのことうざいのかなって思って...」
「えっ?」
ゆいぼんが目を伏せ、割烹着の袋の紐をくるくるさせている。
オレはさっき強く言ってしまったことを謝ろうと口を開いたのだが、それは声にならなかった。
「ごめん変なこと聞いて。帰ろっか」
「あ、うん...」
給食当番だったから割烹着の袋をランドセルのキーホルダーをつけるところに紐をかけ、ランドセルを背負った。
ゆいぼんがオレの席に向かってくる。
「ぱると、帰ろ!」
いつものようにそう言うと思っていた。
「ぱるとはわたしのこと...嫌い?だってほら、なんかその...最近ぱるとのこと怒らせてばっかりだし、わたしのことうざいのかなって思って...」
「えっ?」
ゆいぼんが目を伏せ、割烹着の袋の紐をくるくるさせている。
オレはさっき強く言ってしまったことを謝ろうと口を開いたのだが、それは声にならなかった。
「ごめん変なこと聞いて。帰ろっか」
「あ、うん...」



