君色パレット





玲は俺たちを
さっきと同じ冷めた目で見てから、

何も言わずに歩きだした。




また玲に同じ目で見られた―…


俺の想い伝わらなかった?




誤解を解きたくて、
玲を止めようと行こうとした。




だけど―…


俺より先に

悪魔が

玲に

向かって行った。