ど、どうしようっ… 勝手に話が進んじゃってるっ……。 花菜ちゃんの様子からは大変言い出しにくいのだけれど、いつもお世話になってるからありがとうと言っただけなのに、お昼を奢ってもらうなんてやっぱりよくないよね。 そう思ってあたしが口を開きかけたそのとき。 「あっれー?超ラッキー。君たち、一年生でめっちゃ噂になってる純白の天使と男嫌いの守護天使じゃな〜い?」