君の好きな人が私だったらいいのにな。

『彼女いるんだから、他のやつからなんか貰わねーよ。』

「そ、そうなの…?」

『全部断るつもりでいたし、』


当たり前だろ、と言わんばかりに侑はそう言って

ほらこっち来いよ、と侑は自分の座っている場所の隣をぽんぽん、と叩いた。


『ドライヤー持ってきたか?』

「……そこにある。」


部屋にあるドレッサーの辺りを指さすと

侑はそれを苦笑しながら取って

座っている私の背後に腰を下ろした。