君の好きな人が私だったらいいのにな。

『とりあえず、シャワー浴びてこいよ。めんどくさくなる前に、』

「んー…、もう既にめんどくさいけどー…。」


髪乾かしてやるから、と侑に言われてしまい

私は仕方なく下に降りた。


「………あ、そうだ。」


キッチンを通り過ぎたところで

私は冷蔵庫に入れてある

バレンタインチョコのことを思い出した。


「……ほんとは、明日の朝渡そうと思ってたんだけど…、」