君の好きな人が私だったらいいのにな。

「見てみなよこの手。"恋人繋ぎ"!」

「ちょ、恥ずかしいからやめてっ///」


興奮している羽瑠をなだめながら隣にいる侑をみると

その瞬間を待っていたかのようにタイミングよく目が合った。


「な、なに…?///」

『いや?柚真こそなんだよ、』

「べ、別になんでもないっ、」

『なんでもないにしては顔赤けぇけど?』


逆になんで侑はこんな涼しい顔してられるんだろう。

自分ばっかり動揺させられっぱなしなのが悔しくて、少し距離をとろうとすると

隣にいろ、と言わんばかりに腕を引っ張られた。