君の好きな人が私だったらいいのにな。

2人きりで過ごしたいとかないわけ?と羽瑠に言われて

私は、んー、と考えた。


「…それでもみんなで集まりたいよ。寂しいじゃん、今までずっと集まってきたんだし。」


1月1日は夜中の0時ぴったりに家の近くの神社で集まる。

これはもう私達のグループの恒例行事みたいなものになっていた。


「んまぁ、柚真がそーいうんなら、今年も0時ぴったりに神社ね?」

「うん。絶対。」

「んじゃあ、立花とか氷室とか、あの辺にも連絡しとくから。柚真は高野に伝えて。」

「わかった。」


伝えなくてもそのつもりだろう、と思いながらも

私はそう言って、電話を切った。